那須岳ヒルクライム2016 レースレポート
珍しくヒルクライムレースです。結果から言うと年代別準優勝でした。
9月3日
7月の那須合宿では雨、霧、疲労でコースを把握するどころでは無かったので前日入りで試走を行う。今回も西村さんにお世話になりました。オリンポスあざす。
試走はレース参加の柴、西、サポートで来てくれた松の3人。コース把握の為にゆっくり登ろうと思ったが、そんなことできるはずも無く。。。w 例の如く松井さんが上げていくので開戦。
コース概要
①スタート~マウントジーンズまで(7km 平均勾配5%)
②~大丸駐車場上り口(4.4km 下り2箇所あり 平均勾配6%?)
③~ゴール(2.6km 平均勾配8% )
以上、3部構成となっている。ある程度の力があれば勾配も緩いので③まではあまり差がつきにくく以降で如何に力を出せるかが鍵。
2016-09-03 13:56:42 #cyclosphere https://t.co/zVVZ7ewsGp pic.twitter.com/SyIdupqtL5
— Eishiro Kume (@888gum) September 3, 2016
14.14km 39:41 253w 192拍
ええ、試走の強度ではございません。
序盤のハイペース後、那須動物王国を過ぎて斜度が上がったタイミングから先頭交代。270~280w前後で踏み続けるときつそうにしていたので半分地点のマウントジーンズまでは200wに強度を落とす。左折して下りからの登り返しで再び踏んでいくとナチュラルに千切れていったので、そこから独りで強度を上げていく。松井さんは調子悪かったよう。息使いもいつもより荒かった。
独りになってからは5倍付近で坦々とペーシング。つまりほぼFTP付近。きつ。まあ、ここまで来たらやるしかないと言い聞かせる。次の日のことは忘れることとした。そのペースを保ちながらなんとかゴールまで。区間②が思ったよりも長く③区間で若干垂れてしまったので反省点として次の日に生かす。試走大事よ。
息を整えて下って行き、ゆっくり登ってきた西村さんをキャッチし再びゴール地点へ。そこでソフトクリームをいただく。自転車で来た人は50円引き。素晴らしい。その後は峠の茶屋まで登っていき合宿で断念したリベンジを果たした。
デポ地まで戻り自転車を車載して温泉→飯→ブエルタ観戦→松井マッサージの流れの後、23時という非常に常識的な時間に就寝しました。那須の夜は静かで最高。
9月4日
5時起床。ねむ。
前の日に買っておいたシリアルを食べてレース会場へ。雨が降っており深海より深いため息がでる。また、この景色か。
それでもレースは開催されるので、受付後自転車準備。スタート地点まで7kmほど下り定刻7時41分レーススタート。
目標は優勝。
2016-09-04 07:40:59 #cyclosphere https://t.co/1MaXQW44qs pic.twitter.com/XAFMv3k25E
— Eishiro Kume (@888gum) September 4, 2016
14.1km 38:40 255w 191拍
開始早々、1人が飛び出して行くがどうせすぐ吸収されるだろうと放置。すぐに吸収。
程なくして有力勢が前に固まり始めて那須動物王国までローテーション。私もほどほどに引く。
Raphaのウェア着た選手が強くて殆ど前を引いている。後ろを見るともう5人にw マウントジーンズ前で牽制的にペースを上げるが全員付いてきたのですぐ緩めて、5人パックで半分地点へ。左折して下りへ。私は基本的に2番手キープ。基本的にRapha→私→ワイズジャージの人で推移する。
区間②は所々が急勾配になっているが、ペースは全く落ちず300w位で常に踏んでいる状態。先頭の選手は独り言ずっと言ってて余裕を感じるがそれ以外は虫の息。
最後の区間③に入るも高強度維持。いやまじきついっす先輩。ここで4番手、5番手に付けてた選手が千切れて3人に。
「この3人で決めましょう!」
と鼓舞してローテーション開始。
ワイズの人によると4番手の選手は去年の優勝者みたいで脚を残してるかも、とのこと。なので高強度維持笑
残り2kmで勾配はドンドンキツクなりほぼ10%が続く。ここでワイズの人がじわじわ千切れ始め残り1kmで見えなくなりマッチアップ。
しかし、ワイ氏、限界付近。Rapha選手は脚が残ってそうでずっと引いている。まじっすか。そして、残り500mダンシングで離され気持ち切れる。
千切れた地点のちょっと後に松井さんが居て応援してくれて最後のギアチェンジ!後ろは全く見えなかったので安心してゴール。完敗。
スタート前に振っていた雨は止みゴール地点は晴天。仰向けになって見た綺麗な空が印象的だった。
データ的にはほぼ自分の持っている力を出し切っての結果なので清々しい。単純にもっと力を付ける以外の反省点がみつかりませんでした。笑
あ、最小25Tだったから機材的な改善はできますね。
久し振りに出たヒルクライム。やっぱり純粋に強い順に結果が出るから駆け引きがあるエンデューロやロードレースに比べると楽しさ一歩及ばず。年1で良いですわ。笑
ただ、アスリートクラスを入れても総合6位だったので実業団のポイント稼ぎには使えそう。
イベント自体の評価としては運営、エイド、副賞全てにおいて人の暖かみを感じる素晴らしいレースでした。来年も絶対出たいと思ったし人に自信を持ってお薦めできるイベントの1つです。
※副賞 米5キロ テディベア カピバラ手ぬぐい 賞状 盾
レース中にアイウェアのレンズ落としたんご