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房総の風

向かい風にやられる毎日

僕の自転車人生を淡々と書いてみる。

 

「えっ?何これ?速い!気持ちー!!!!!」

初めてスポーツ自転車に乗ったとき戸惑いと感動を同時に抱いたのを強く覚えている。

 

私が自転車とであったのは2011年の冬頃。

当時住んでいた西千葉近辺は大学も近く、自転車盗難が絶えない地域であった。その日も半年振りくらいに自転車の盗難にあい近所の自転車店「セオサイクル西千葉店」にママチャリを購入しに来ていた。(結局4度ほどママチャリは盗まれた。千葉県民クオリティ)

このショップはスポーツ自転車と一般車の販売が半分ずつ位だった。その時店頭に展示してあったコラテックのクロスバイクになぜか目が止まった。

「もしかしてちょっと良い自転車買ったら盗まれないのでは?」とアホのような理論を頭の中で展開し、購入に踏み切った。40,000円の自転車なんて今ならちっぽけな値段だが(自転車乗りスケール)当時はお金を支払う手が震えていたのを覚えている。

全くの予備知識も無いままの購入だったので、スタンドが無いことに驚いたし、16段変速って聞いてそんな使う訳無いやろwwwとか思っていた。

ところが、いざ走り出してみると世界が一変した。衝撃だった。考えられなくらい速いし、路面に沿って音も無く進んで行くし、何か息が切れてくるし。大学3年生にして新しい世界に出会ってしまった。

 

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スタンドつけてる笑

独りで始めたので、周りに自転車乗りなんて誰も居なかった。でも購入した次の日から自転車に沢山乗った。元来、独りでシコシコやるのが好きだったため独りでできる自転車はあっていたのかもしれない。

 

「千葉ってこんな場所があるんだ!」

「この駅同士ってこんなに近いんやな!」

「うわー、自転車でららぽーとまで来てしまった」

「35km/hもでてるwww死ぬ死ぬwww」

 

全てが刺激的だった。スピードも快感だったけど、それ以上に今まで点と点だった場所が線になって繋がって自分の世界が広がっていくのが本当に楽しかった。手前味噌だがどこへでも行けるような気がした。

半年後くらいにはCENTURION HYPER DRIVE500というロードバイクを購入。低い乗車姿勢やドロップハンドル、クロスバイクには無い加速感を味わいますます自転車にのめり込んでいった。

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それと同時に、私は面白いと思ったものはガンガン人に勧める性格であるので大学の友人に勧めていると学科の男どもが興味を示した。初めて自転車仲間ができてとても嬉しかった。自転車って乗せると大概、男は特に嵌ると思う。敷居がちょっと高いから周りにやってる人が居ないと始めにくいけど。

自転車仲間とツーリングやグルメポタ、色々行って楽しんでいた年末頃、ほぼ占拠状態の研究室で仲間と喋っていて「卒業旅行で自転車で増永の家行かん?」という提案がなされた。自転車仲間である増永君の家は兵庫県にある。千葉からだとおよそ600km。当時の私たちからしてみれば達成可能かどうかの挑戦。しかし、大学生活はもう終わり。やるしかない。ツールドますなが、ツルマスの誕生である。

ツルマスの内容は下記を参照

(因みに木原君は腕を骨折し行けませんでしたー=≡Σ[布団]ε¦) クオリティ炸裂)

1日目 MASU3の自転車ブログ : ツルマス レポ 1日目!

2日目 MASU3の自転車ブログ : ツルマス レポ 2日目!

3日目 MASU3の自転車ブログ : ツルマス レポ 3日目!

4日目 MASU3の自転車ブログ : ツルマス レポ 4日目!

5日目 MASU3の自転車ブログ : ツルマス レポ 5日目!

6日目 MASU3の自転車ブログ : ツルマス レポ 6日目!

 

踏んだり蹴ったりトラブル盛り沢山、笑い盛り沢山、壮大なオチ有りと最高の6日間でした。人生で一番楽しかったかも。

そして無事、ツルマスを終えた私たちを待つのは卒業だけ。卒業後は皆ちりじりになってしまう為、悔いの無い様に時間を過ごしたのでした。

 

しかし、社会人になって初めてのGW。再びツルマスに招集がかかる。

ツルマスでツーリング、グルメポタ、ヒルクライムetc色々やった。しかし1つだけ挑戦していないものがある。そう、レースだ。

初めてのレースに選んだのは「温泉ライダーin加賀温泉郷」

今年も開催されたみたいで結構盛り上がってるみたいだが、その第1回に乗り込んだ。

初めてのチームエンデューロは3時間。レース的な走りは当時誰もしたことが無かったので戦々恐々と走る。しかし、なんと参加チームも少なかったことから9位に入った!皆テンション上がって大成功に終わったのを覚えている。

この時、私には昔の感覚が、部活をやってた時の感覚が蘇って来ていた。会場の高揚感、勝利の雄たけび、試合中の気持ちの昂ぶり、「レースって面白いな」と強く思った。アドレナリンが体を駆け巡っていた。これより自転車を機材スポーツとして取り組むようになった。

 

2012年の秋頃、新たな出会いが。某SNSのコミュニティで千葉県を走っているというので何となく声をかけたトモさんとの出会いである。今ではツルマスの管理を丸投げ一任している。レースも何回か出たことあるみたいなので袖ヶ浦で行われるTOKYOエンデューロに誘われた。出ない手は無い。参戦を決める。

そして、レース当日。正直、自分もちょっとは勝負できるだろと思っていたが開始20分も経たずに幻想は砕かれた。集団に付いていけない。カーブではふらついて怒られる。遠くなっていく集団。惨めな私。鼻水垂らしながら泣きそうだった。全く歯が立たなかった。

悔しくてしょうがなかった。この冬からローラー台を購入し真剣に自転車競技に取り組むようになった。つい最近までグルメポタとか行ってたのに...自転車生活が様変わりした。

これから先は有名な自転車選手グレッグレモンが言う

「どれだけ練習しても楽にはならない。ただ、速くなるだけだ。」

を体現していたと思うw ホンマ名言

2013年、2014年はレースに適宜参加し、トレーニングの進捗具合を確かめた。レースについて詳しくは当ブログ参照。トレーニングもSTRAVAの導入やTTコースのリピートで充実してきた。

 

そして、トモさんが知り合いを連れてきて、私が知り合いを連れてきて、ツルマスというチームは8人くらいのチームに成長した。2014年の年末、忘年会で自転車の仲間をもっと増やそうぜ!てことになり、webのスポーツ専用募集掲示板でチーム員の募集を開始した。ブログも設立。この辺のスピード感は凄かった。ツルマスが始めて一体となって何かをやった気がするw

反響は予想以上。初めてのライドで8人くらい集まったかな?その後も、昨今のロードバイク事情を反映するように次々とチーム員が増えていった。流石に一気に人数が増えすぎてチームの運営方法を話し合ったり、チームの在り方に疑問を持つことが多かったけど集まってくれたメンバーは素晴らしくて、キャラクターも立っていてだんだんと楽しくなっていった。正直、始めはかなり一歩引いて見ていたけどこの間もチーム運営に尽力してくれたトモさんには本当に感謝しています。

 

2015年の大きなトピックとしては5月の落車による顎骨折である。この時もチーム員が居なかったらと思うとゾッとする。甲斐さんに病院を手配してもらい、井上さんに家まで搬送してもらった。感謝しています。

入院と手術が決まった時、自転車のるのが怖くなるかなーて思ったが、暇な時間には自転車選手名鑑と雑誌を読み漁り先生に「まだやるんかいいっ!」って突っ込まれた。まだやるんです。全く自転車嫌いにならなかったw

復帰後、自転車におそるおそる乗ってみたけど意外といつも通り乗れた。トレーニングも再開。レース班の走りがカンフル剤になった。

そして、7月のヒルクライムでは年代別で入賞。8月のつくばでは6位入賞を最後の最後で逃し皆で心の中で泣いた。その後は一旦モチベーションが下がるも皆様のおかげで建て直すことができた。

2016年はブログでだいぶ書いてるので割愛します。(疲労)

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独りでひょんなことから始まった自転車人生。あの一歩が気付けばこんなところに続いていた。設立時は大学同期4人だったツルマスも今では50人以上(理論上)

もうすぐ5年が経ちそうですが間違いなく今が一番面白い。そして、一番強い。これも間違いなく、絶対にツルマスヴェロクラブ皆さんがいてのことだと思う。確信を持って言えます。

ハブから伸びるスポークの様に(?)多方面にアンテナを張り巡らし自転車の輪をもっともっともっと広げていきたい。こんなところでは終わらんよ。

 

間違いないのはあの二つの銀の輪っかがついた人力の乗り物には想像以上の可能性が詰まっているってことです。

 

自分の自転車の記憶があまりにも曖昧であったために此処に記す(2016/6/3)