下総・鴨川 クリテリウム比較
5月に参加した鴨川クリテと下総クリテ、両方とも距離が同じレースだったがパイオニアさんのデータによると違いがあったみたいなので比較・考察してみることにした。
与条件
コース・レース距離
鴨 1.3km/周 獲得標高4m 18周回 23.4km
テクニカルなコーナー多め
下 1.5km/周 獲得標高10m 14周回 21km
減速するようなコーナー無し。少し長い登りあり。
結果データ
鴨 9位
下 6位入賞
平均心拍数
鴨 190拍
下 181拍
鴨川の方が約10拍も高い。レースレポートにあるように踏みっぱなしで休む箇所も少なかったので常に高く推移。
このところのレースは高くても平均180拍だったので。かなり追い込んでいる。レース後も心拍がなかなか落ちなかった記憶がある。
平均ペダリングパワー
鴨 253.3w
下 242.1w
踏みっぱなしの鴨川に比べて下総は下りで休んだり、集団で息を潜める時間が長かったため、平均パワーは低い。鴨川はほぼFTP値。
FTP:1時間維持できる平均出力の最大値
NP
NP:
「Normalized Power(標準化出力)」の略称。
同じ平均出力でも、一定のペースで走るのと、レースやインターバルのように激しく上げ下げしながら走るのでは、体に与える影響が異なる。
「運動中ずっとスムーズにぺダリングしたら出たと推測される平均ワット数」で「体がこれだけ出した」と感じるパワーを表す
鴨 250.7w
下 263.4w
鴨川の方が一定で踏まされて、坂などでインターバル成分が多かった下総の方がNPは高い。
NPって、平均ペダリングパワー(AP)より実際の強度として信頼できる数字だと思っていたが、今回に関しては体感強度は明らかに鴨川の方が高かった。
ちょっと再考点。
単純にインターバルが多い方がNPが高くなるってこと?うーん。鴨川の方が明らかにきつかったんだけど。それは心拍数が物語っているし。
それとも、心拍ばっかり高くなっていて出力的にはまだ余白があったってことかな。確かに殆どアップ無しのヨーイドンやったし。
下総は午前にエンデューロがあって良いアップになっていたのかも。(エンデューロ負けてクリテ出たくないってぐずってたけど)
ダンシング率
鴨 13.0%
下 2.9%
鴨川は一生ダンシングしてた気がするw この辺も心拍上がった要因かなー。
最大パワー
鴨 886.9w
下 664.8w
レーシングゼロにして三日連続最大パワー更新!もうこれは偶然じゃないと思う。
ホイールいくら捻っても全くよれずに反応してくれる。
でも、最後のスプリントじゃなくて3周目辺りに出てた。勝負を決するときにこのパワーが出せると良いな。まだまだ伸び代あり。
総括
下総の方が適度に脚を休めながらレースを展開できていると思う。
NPの件は、やっぱり鴨川はまだ脚的には踏む余地があったのかもしれない。ただ、ダンシングを多用しすぎて心拍が上がりすぎて踏めなかった。両レースともパワーウェイトレシオは5倍を超えているので体重を増やすとか対策が必要。
パワーウェイトレシオ
FTPを自身の体重で割った値
明日はひたちなかでレースの為、新しいチェーンオイルを導入
Morgan Blue Race oil
ベルギーのブランド skyその他多数が使っているらしい。
これは全天候型のレース向け。これまで使っていたFinish Lineのチェーンルブに比べて粘度が非常に高かった。
そんな訳で明日はがんばるんば