房総の風

向かい風にやられる毎日

新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会 レースレポート

チームメイトのおこさんが地元ということで招集がかかった今大会。のこのこ集まったのはいつもの柴松荒宮。

新潟の代表を決める予選も兼ねている本大会は、今年から公道を使用したロードレースとなったようである。

コースは弥彦村の競輪開館の下りスタート後、3kmの田んぼ平地区間を経てぶどう山と呼ばれる丘を登り帰ってくる。勝負所は残り1kmから始まる登り区間

この周回を15周、計105kmで争われる。

 

土曜日に東京から新潟入り。寺泊のいけすレストランで日本海の海の幸を堪能し試走へ。やはりゴール前の坂が急勾配でポイントとなりそう。パワーだけでは押し切れない距離。加えて平坦田んぼ区間は吹きさらしとなっており風の影響をもろに受ける。

坂部分は残り200m位から仕掛けないと垂れること。平坦区間は番手に注意することを肝に銘じる。

 

その後は周りを軽く流す。とても走りやすい。

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弥彦競輪場前で。この雑魚キャラ感よ。

よく見ると荒瀧さんだけ人差し指であるw上に何かあるのかな?

 

スタートリストは中々濃い。新潟県有力勢(麒麟山、Fin`s)はもちろんのことウォークライドやフィッツ、彩北ツブラーゼなど関東からも有力どころがちらちら。ゼッケンナンバーは頭に入れておく。

 

宿はレース会場近くの「みのや」。我々が寝泊まりする宿泊先にしてはとても綺麗で豪華な宿であった。朝食もハイクオリティ。更には自転車を事務所にて預かってくれた!おこさんあざす。

風呂に入って、ご飯を食べて宮君といちゃいちゃマッサージごっこをしたら知らない内に寝落ちしていた。あっという間に朝になりレース当日を迎える。

 

我々エリートレースは午後だったが、ビギナーに出走しているおこさんが午前出走だったため早起きして風呂→飯をキメる。会場に移動して受付。

彩北ツブラーゼの吉田選手が近くにいた為、挨拶をする。お互い「どこでも現れますね〜」という感想ww

 

間もなくしておこレーススタート。ビギナーは3周21kmのレース。私のBMCを貸していたので落車だけはしないことを祈りながら応援。

登りきりで応援していたが流石の走りで、先頭集団でこなしている。登りの度にペースアップがあったようでどんどん人数を減らす。そして、最後の坂でもアタックがかかったようでバラバラで戻ってくる集団。

 

結果。。。

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6位入賞!さっすがー。

てか、ビギナーでたらあかんやろw カラータイマーもっと伸ばしましょう。

 

そして、ついに我々のレース。スタート前に何故かゲリラ豪雨が降って来てちょっと萎えたもののすぐに止みレーススタート。

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新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会 エリート 4位入賞

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スタート後、下って平坦途中くらいからリアルスタート。皆元気で我ぞ我ぞと前に出てくる。私は中盤でひらひらとこなすが。中々にペースが速くきついw息も絶え絶えになりながら最初の登りへ。300wは出ているが付いていけるペースで推移。

ここも中盤でこなすがその後の下りがウェット条件でカーブの度にアンダーが出そうで攻めることができなく前走者に追いつくのに脚を使ってしまう。なので、次周回からは出来るだけ前方でこなし下りは前で走ることにした。登りで脚を使ってしまうが結果としてこっちの方が安全である。

平坦区間はインターバルがかかるが木島平程ではない。後、ぶどう山区間は全幅走行可能にも関わらず左側しか走らない選手が多い様に感じた。

 

1〜2人の逃げが出来ては吸収を繰り返しながらレースは進む。途中COW群馬の選手が逃げていたときはちょっと冷やっとしたが程なく吸収。逃げは登りというより折り返しの爆風区間がきつくそこでペースが落ちる模様。

 

そんな感じでレースは中盤へ。Innocentは宮、荒が千切れレースを降ろされてしまう。残りは柴、松。

ここでレースを動かす。残り40kmくらいの下り後、松井さんがちょっと抜けて間が空いたので「行って!」と言って逃げを開始!すかさずツブラーゼの吉田選手が出てきてくれたので半分蓋をするようなアクションをとる。みるみる内に距離が開きタイム差は安定して30秒を刻む。熱い。

麒麟山の1人と外人選手が追走を見せていたがそれは放置。しかし、ぶどう山で田崎選手が動きを見せたのですかさずチェック。前の2人と合流し追走開始。ローテーションをしているが私は勿論入らない。ここで相当脚をためることが出来た。登りは田崎選手の無双状態w速すぎっす。。

そんなこんなで2周まるまる逃げ続ける松井さん(!)。追走グループは後ろから数名が合流してきて残り25kmくらいで松井さんを吸収。選手をチェックする。

麒麟山レーシング田崎選手、高橋選手、フィッツ奈良選手、フィンズ池田選手、オーベストの選手、私の6名。

これが勝ち逃げになりそうなのでガンガンローテーションを回す。後ろとはどんどん差が開き決定的となる。松井さんも吸収されて数分逃げにいたのはびびったw

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のこり4周程となり、平坦区間行きは1列ローテ、坂は田崎選手が毎周ペースアップ、横風爆風区間エシュロンで推移。エシュロンのローテーション方法をレース中で的にも関わらず田崎選手にご指導いただきとても勉強になった。

残り3周でオーベストの選手がいなくなり残り5名。麒麟山は2名残しているが協調等はしない模様。アタックも特に無く(といってもゴール前の坂はバチクソきつい。蛇行神と化していた)スプリントになりそうな感じ。正直、こんなメンツの中に私がいて良いのかという感想wしかし、松井さんが作ってくれた展開。なんとか関東勢の意地を見せたい。

 

最後の1周のベルが鳴る。ぶどう山も平和に推移し、横風区間に入るとローテーションが途端に回らなくなった。これが牽制というやつか。

しかし、俺氏、勝手が分からず前に出てしまい残り2kmを先頭で牽いてしまうという愚行を炸裂させる。ただ、目一杯は牽かず。

 

最後の登りに入る。ここで相当悩む。

先頭にいる状況で、いつかは田崎選手や池田選手がスプリントをしてくるだろう。そうなると自力で劣る自分は負けてしまう。そうであるならば、この先頭から奇襲気味にしかけた方が得策なのではないか。と。どうせ散るなら攻撃して散った方が良いのかと考える。

しかし、答えは出ず。何も出来ずwww

 

うだうだ悩んでると残り200mをきった所で高橋選手がアタック!続いて池崎選手、田崎選手、奈良選手の順で飛んでいく。何とか私も後ろに付き高橋選手を捲り、奈良選手に並ぼうかというところでゴールラインが来てしまい4位で終了。

 

折角、チームで動くことが出来たのに表彰台に登れなかったのは申し訳ない。。。次こそは!この順位は200%松井さんのお陰です!!

 

少しづつ自身を取り戻しつつありながら、来週はフクダ電子アリーナでございます。