房総の風

向かい風にやられる毎日

【新車導入】MERIDA SCULTURA 8000E

沖縄参加時(レース中ではない…)にフレームが破損したので新車を導入したったりました。もうむこう3年は同じ自転車に乗りたいよ。
こういう機材ネタはブログのアクセス数を安定して稼ぐ。未だに私のブログのアクセストップはALR01の紹介記事.。

私のフレームの変遷としてはCannondale CAAD10→BMC ALR01→KOGA KIMERA→S-works Tarmac SL5→LOOK 586SL。この中で良い成績で走れたものはALR01、気持ちよく走れたのは586SL。KOGAとS-worksは硬すぎて全然駄目だった。

今回のフレームチョイスにあたって
ここまでを鑑みて新しい自転車を導入するにあたり、自分にはある程度しなりがあるフレームが良いのでは、という結論に至った。また、アルミにずいぶん長く乗っていたので、他人よりも重い自転車に乗っているという意識的ディスアドバンテージ(?)がどこかにあり、軽い自転車に乗りたいという希望があった。また、急遽自転車を用意しなければいけなくなり、コストパフォーマンスも重要な基準となりました。


結局、選ばれたのは…

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MERIDA SCULTURA 8000E(メリダ スクルトゥーラ8000E) でございます。2018年モデル。去年までCF5というカーボン素材を使った9000というモデルがあった。それが廃盤となり、2018年は軽量化されたCF4という素材に1本化された。バーレーンメリダの選手が乗っているバイクと同モデル。フレーム単体で790g、フォーク265gと強烈な軽さ。小物・シートポスト込みで測ったら合計で1300gくらいでした。ひえー。このスペックで22万円。(買値)
比較検討車種としてはGIANT TCR、FELT FR1あたり。FELT FR1はBB下のダイレクトマウントブレーキが気になり、GIANTは何となく却下となった。
購入・組み上げはチーム員が複数お世話になっている八王子のプロショップ First Bikes International様にて。週末レースである旨伝えると爆速で組んで頂きました。感謝しかない。店長が非常に気さくな方で親しみやすかったです。チームライドも行ってみたいな。

構成
フレーム…MERIDA SCULTURA 8000E
ハンドル… Deda newton Shallow 400mm
ステム… Deda superzero 8deg 100mm
シートポスト… Merida Carbon Team S-Flex 27.2 SB15
サドル…Selle san marco zoncolan carbon FX
シフター…Ultegra Di2 6870
FD…Ultegra Di2 6870
RD…Ultegra Di2 6870
スプロケット…CS-9000(11-28T)
ブレーキ…DURA-ACE 9000 with スプリンタースイッチ
クランク…FC 6800 170 Pioneer ペダリングモニター
チェーンリング…DURA-ACE 9000 52-36T
チェーン…DURA-ACE 9000
ペダル…LOOK KEO2 MAX CARBON
ホイール…Fulcrum Racing Zero CL
タイヤ… Specialized turbo 24c
バーテープ…Rizard sikins 18mm
ボトルケージ…ELITE VICO

参考にサイズXS(47)でサドル高660くらい。重量は写真状態で7kgジャストくらい

少し今回の機材(セッティング)に対する拘りをば…。
ハンドル。肩幅が非常に狭いのだが380mmだとダンシングが異常にし辛く力が入らない。しかし、ハンドル幅は狭い方が体には合っているので、ブラケットを内側に曲げて擬似的にハンドルを狭くしている。こうすることで、肩幅に合ったポジションをとれ、ダンシング時には広いハンドル幅を利用した走りが可能となる。そして、色んな所持ちたいのと落差を確保する為に安定の丸ハン。
次にサドル。san marcoのZoncolan。これがあれば何もいらない。メーカーでは生産終了となったので3つ所有している。色んな所に座ることが可能で自由度が高い。ルックスも◎。最近ショートノーズも気になる。
チェーンリング。50-34から52-36へ。流石に足らなくなってきた。体重も増加予定だしレースが少ない時に慣れておきたい。やっぱり変速時の脚への負担が大きい気がする
ペダル。上位モデルにカーボンバネのKeo Bladeがあるがはっきり言おう。あれはクソだ。プレートは割れやすい上に固定力は段々落ちるどうしようもないやつ。軽いが脆い。てことで丈夫なKeo2 max carbon。
スプリンタースイッチ。下ハン巡航が非常に楽。また。ハンドルを内側に巻き込んだ前傾ポジション時にも変速できる優れもの。スプリント時は力込めすぎるあまり意思に反して変速してしまうこともあり、むしろ邪魔である。

のってみたぼくのはじめてのかんそう
納車されて1レース(もてぎ)含め500kmほど乗った。いくつかの項目に分けて。

①走り出し
くっそ軽い。ちょいっと踏めばスーて進む。

②巡航
剛性が丁度良いのか、踏み込みに対して予想通りかそれ以上の速度で走ってくれる。路面接地感が非常に強いようで地面と一体となる感覚がある(語彙力FTP3)サイズによって剛性は調整しているのかな?

③ダンシング
何これ?ってくらい軽い。いままで乗っていた自転車は何だったのか。ただLOOKほど撓らないので、今までの感覚でダンシングすると体が速く動きすぎて、踏み込みすぎてる感覚がある。

④しなり
KOGAみたいなGOUSEIの塊ではなく、はたまたLOOKのようなSHINARIの伝道者でもない丁度良い感じ。ダンシングは意図的に撓らせないといけない。

⑤乗り心地
これが1番驚いた。乗り心地が良すぎる。レーゼロはいてるのにBORA+LOOKよりも乗り心地良し。ノンストレス。アンディーも同じこと言ってた。

総括
しっかり路面を捉え、ダンシングも軽い、剛性も十分、それでいて乗り心地が最強。役満。軽いは正義って言葉がちょっと理解できた気がする。まあ、癖も無く良いバイクって感じですかね。台湾の最大手クラスが本気でロード作ればこんな感じになるんでしょう。文句のつけようが無い。ただ、乗り心地については期待していなかった分、ガチでびびった。

デメリットは真っ黒すぎて、一見中華カーボンに見えてしまうことかな。
暫くは(最低2年)こいつとともに走っていきます。